異業種からの転職
転職を考える時、多くの人は同業種での転職を考える人が多いのではないでしょうか。
確かに同業種であれば、今までの経験を生かせますし、自己PRなどもしやすいでしょう。
しかし、少しでも他業種に興味を持っているならば、これをきっかけに他業種への転職も視野に入れてもいいのではないでしょうか。
昨今では、事業拡大などから実務経験不問の求人は多く出されています。
例えば商社。
商社など流通に関する企業は、なんと80%以上の方が他業種からの転職と言われています。
もちろん、商社ですかその分多くの業種の方とのつながりありますので、当然といえば当然かもしれませんが。。。
他にもメディア業界は他業種からの転職者は70%を超えています。
このように、事業拡大に伴う他業種採用は皆さんが思っている以上に多いのです。
その一方で、人手不足による実務経験不問の求人も多くあります。
その代表的な業種が建築業界ではないでしょうか。
特に管理職の人手不足が深刻なため、営業職や管理職、事務職からの転職者が多くなっているようです。
こちらの記事なんかは建築業界に未経験で転職し成功した方のインタビューなのですが、まさにこのような方が建築業界に今必要とされているのだと思います。
異業種も視野に入れる
転職活動をするうえで、選択肢の一つに入れたいのが建築業界だと思っています。
現在、建築業界は深刻な人手不足となっている為です。
高齢化による職人不足をはじめ、東京オリンピックを控え建築需要が急激に上がっている為、所謂ホワイトカラー職の需要の高まっています。
とはいえ、専門職が多い建築業界ですから、資格が必須である職も多く、目指す職種によっては非常に難しい面もあります。
その一方で、専門職ではあっても、資格がなくても携わることが出来る職もあります。
実務を通して、経験を積み資格取得を目指すことも出来ます。
資格を取得できれば、生涯安定して職に就くことも可能でしょう。
建築業界は、景気に左右されやすい業界ではありますが、なくなる事は無い業界です。
まずは営業職や事務職、総合職あたりから建築業界に足を踏み入れるのもいいでしょう。
他にも、実務経験を問わない資格を取得してみるのもいいかもしれません。
実務経験を問わない国家資格には以下のような物があります。
例えば電気工事士の資格だけで見ても、以下のサイトでは様々な求人が掲載されています。
このように、未経験でも取得でき、求人も多く出ているものがありますので、転職を検討際には、建築業界も視野に入れてみてはいかがでしょうか。
転職成功の鍵
ここ数年で、20代、それも入社数年での転職者が増えているようです。
そもそも1年間で転職者が何人いるかご存知でしょうか。
2016年だけで、300万人以上です。
そのうち、25歳~33歳の転職者で30%近くを占めます。
そのうちの7割以上の方の転職理由は、労働環境への不満です。
残業が多いという理由から、上司との人間関係、給与や福利厚生への不満、などがあげられます。
これらは、入社前の情報収集が足りないという原因もありますが、それだけではどうしても補えないものでもあります。
また、現代は終身雇用という概念が薄れているのも、離職率、転職率を上げているでしょう。
その為、転職は特に難しく考える必要もなくなってくるはずです。
現代で、転職や離職にマイナスな思考を持っているのは、終身雇用意識の高い団塊世代だけでしょう。
この世代にどう思われようと、転職を思いつけらば行動するのが一番です。
もちろん簡単なことではありませんが、転職が成功しようと失敗しようと、スキルアップには必ずつながるでしょう。